少し前の作業です。
ボートでフットコンエレキを使用する場合、バランスを取るために普通はバッテリーを船尾に置きます。
そのため、エレキの配線はペダルから3~4m程度必要になります。
レンタルボートだったら延長ケーブルをそのまま継げばいいんですが、カートップアルミの場合はそれだとデッキ上に配線がきてしまいます。
ってことで延長ケーブルは船体に付けておくのがスマートで一般的。
その際に必要になるのがワンタッチで接続できるコネクタやコンセント。
船乗り換えるまで使用していたのがこちら。
キサカ取り扱いでミンコタ純正(マリンコ製)防水ロッキングコンセント。
メス側はオフセットトレー内に固定して、釣り場では差してひねるだけで楽ちん!
値段はちょっと高いですが、専用設計だけあって安心&快適。
今の船も同じのでよかったんですが、ちょっとつまらないので他のものを物色・・
で色々調べてみますが、なかなかDCの大電流をワンタッチで接続できるものって少ない…
防水的なのだと船舶用以外ではまずなくて、電気工事でも使わないので、秋葉原とかでも売ってない。。
ってことで結局ネットでこのコネクタを購入!
エレキカスタムの専門店とかでたまに見るやつですね。
釣具屋関係だと少しお高めに売っててどこの何かも記載がないですが、調べていくうちにアンダーソンのSB50ということが判明。
通常はレースの世界や太陽光発電?で使われているみたいです。
あと中国製の類似品があるみたいなので注意が必要です…
端子は配線のサイズに合わせて数種類あるようなので、8sq用を選択。
で、いきなり完成系ですが、専用の端子を圧着して、収縮チューブで処理!
延長ケーブルはレンタル用に1セット。
アルミボート側にもこんな感じでフロントにヒゲ出し。
露出部分はスパイラルチューブで保護してみました。
ペダルがぼろぼろ…
これはエレキ戦で使用中のTR52(アナログ)改70lb。
このモデルは写真のように端子があるので、丸端子を付けて配線30㎝ぐらい出してコネクタを付けました。
モーターから引いてくるのが一番ロスは少ないんでしょうね。
ちなみに直流モーターはフレミングのどちらかの手の法則により…笑
電圧が高いほどモーターが速く回ります。
また、配線の電圧降下の式はV=35.6 * 電線長さL * 電流値A / 1000 * 断面積 (多分…)
仮に配線長さ10m、電流値30A、断面積5.5sqとすると約2V落ちる計算です。
でもこれを8sqや14sqにしたところでコンマ数Vの差ですね…
それにエレキは定格が決まってますので、フルカスタムして電圧高くして速くなっても長時間全開はよくないと思いますw
ロスが減るという意味ではいいと思いますが!
で、こちらのペダルがエンジン戦で使用しているTR54(デジタル)
端子台がなくなっており、マイナス側はそのままバッテリーへ、プラス側はスイッチを介してバッテリーにいってます。
純正ケーブルは5.5sqぐらいなのでコネクタの端子が合わない…
適当に握ってもよかったんですが、どうせならとヘッドから8sqケーブル引いてみました。
まずはヘッドを開けます。
おっぱいスリーブで接続されているところを切断して、新たに8sqのケーブルを接続します。
おっぱいスリーブは専用の圧着が必要でして、今回はリングスリーブ&ビニテとしました。
あとで被せるタイプの絶縁キャップを取り付けるつもりです。
そしてヘッドからペダルまでのワイヤーに配線を通す作業。。
もっといい方法があるのかもしれませんが、養生テープで元の配線と新しいケーブルをしっかりくっつけて、気合で通します…
あとほんの少しのとこでテープが外れてしまったときは青ざめましたが、なんとか貫通しました。
マイナス側も同様に…
ペダル脇のON-OFFスイッチは使用することがないので、除去しました。
時間があったらあとで2機掛け用リアエレキのスイッチとして使おうと思いますw
あとはペダル裏は適当に結束バンド等で処理してコネクタ繋いで完成!
これでエレキ2台をアルミとレンタル両方でスマートに使えるようになりました。
まだまだやりたいことが沢山ありますが、少しずつやります…
※本記事を見て失敗したりしても責任は負いかねますのでご了承下さい。
ではでは。