アルミボートにドーリーを取付けました!
ドーリーは今までガイア製のトランサム板に挟むタイプを使ってましたが、表向きで運べないので1人だと水辺ギリギリまで運んで引きづり入水するしかない。
タイヤの間隔も狭いからすぐ倒れるし、クランプ部分も思いっきりきつくしないとすぐ外れてしまう。
不満が結構多かったので、今回のドーリー買い替えを決意しました。
まずはドーリー選び。
ポパイのが一番付けてる人多いみたいですが、ポパイ倒産により廃盤に…
現在手に入るのはヤフオクに出てる自作品か、ゴムボやFRP用と書かれたもののみ…
ポパイのはアルミ製ですが、ゴムボ用のほとんどはステンレス製です。
これが原因で相当ドーリー選びに悩みました。
ステンレスとアルミは相性が悪いので、問題ないレベルだとしてもやはり精神的によろしくない。。
とりあえずアルミボートOKと書いてる物にいくつか質問をしてみるも、あやふやな回答ばかり…
悩んだ末、このドーリーを購入しました。
AFドーリー100S
ヤフオクで新品15K。
リガーマリン製で、これも本来はゴムボ用で、結局フルステンレス製です…
ゼファーボートの純正オプション品にも使われてるらしい。
ちなみにこのドーリーも質問したら「取付けに関するサポートは行ってません」の一点張りでした…
そのまま取り付けるとステンレスがアルミに直接接触するのと、強度を上げるために当て板を作成しました。
ホームセンターで3mmのアクリル板を購入し、丁度よい大きさにカットし、穴を開けます。
この穴あけが意外と大変で、ドーリーのステーと当て板2枚を全く同じ位置に開けないとボルトが通りません。
大きい穴を開けると水漏れが心配だし。。
それとアクリル板は割れやすいので、細いドリルから徐々に太くしていき、なんとかボルト径+0.2mmの穴を開けることができました。
準備が整ったところで、船体への穴開け準備です。
テープで仮止めし、慎重に位置を決めます。
ボートのトランサムは強度を上げるために凸凹しているので、出来るだけ平らに接する場所を探します。
低い位置だとやはり水漏れが怖いので、出来る限り上寄りにしました。
位置が決まったらいよいよ船体に穴を開けます。
最初2mmぐらいの細いドリルで穴を開け、船体の内外から徐々に開けて目標の大きさにしました。
船体への穴開け、失敗が許されないため、とても勇気いりますww
ついにドーリーステーの取り付けが完了しました!
このステー部分は常にトランサムに付いた状態になります。
ボルトと当て木には水漏れと電食対策にたっぷりコーキング剤を塗っておきましたw
ボルトもステンレス製ですが、コーキング剤を塗れば、電食うんぬんは問題ないレベルという結論。。
船体内側はこんな感じです。
なかなか上手くできたと思います!
タイヤをつけるとこんな感じ。
ピンの抜き差しでボートがどちら向きでも使えます!
車に積むときはこの向きで固定します。
これが今回一番やりたかった、表向きでの固定です!
エレキとかデッキとか全部セットしてバウを持てばコロコロ楽に移動ができ、そのまま入水。
釣りしてるときはタイヤの向きを上にしておき、引き揚げ時もそのままいけるので、長靴履いて中腰での辛い辛い積み込み作業がなくなる…
はずでしたが、いざタックル満載で砂利道スロープでエントリーしようとしたら、めちゃくちゃ重い!!
重すぎる…。。やべぇ、持てるか?
なんとか気合いでエントリーできましたが、引き揚げは更に辛いww
バッテリーなど降ろしてなんとか回収しましたが、思ってた以上にきついですw
よくよく考えるとボートにバッテリーにデッキにエレキ積んだら余裕で100キロ級なので、持てるわけないですねw
そしてピンの抜き差しも結構めんどくさい。
とはいっても何も積まなければめちゃくちゃ楽だし、そのまま入水できるのはとても楽です。
これを味わってしまうともう普通の挟みこむタイプのドーリーは使えません!
これでもやしっ子で貧弱なyzwでもカートップがかなり楽になりそうです!
あとちょっと気になったのが、ボルト3点で固定なんですが、ボルトの位置が均等ではないんです。
自分はボート表向きの状態で下側2つ、上1つにしちゃいましたが、ネットで画像見るとほとんどが逆向きでした。
表向きの方が色々積み込むから力が加わるんですが、計算すると下2つの方が強度あるのかな?
今更考えてももう手遅れなので、考えないようにしますがw
ではでは。
ボートドーリー